お宮参りを”もっと楽しむ”ために!
写真スタジオをはじめて利用する方、
お宮参りなど記念写真について興味がある方におすすめする情報
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お宮参りは、生まれたばかりの赤ちゃんがその土地を守る神様を参拝することで、新しい氏子として祝福を受けるという意味ではじまった行事です。
お宮参りの時期は、正式なしきたりでは男の子なら生後31~32日目、女の子なら生後32~33日目とされています。ただし、現代のお宮参りでは必ずしもこれに従う必要はなく、「いつまでに行かなければならない」という明確な決まりはありません。生後1カ月頃を目安としつつ、母子の体調はもちろん、参加するご家族の都合や気候などを考えて日程を決めるご家庭が多数です。
お宮参りする場所は、赤ちゃんが生まれた土地の守り神(産土神)のいる神社や、これから赤ちゃんが育っていく土地の守り神(氏神)のいる自宅近所の神社に参拝するのが通例です。
ただ、最近では有名な神社や、これまでに思い出のある神社などを選ぶ場合も少なくありません。また、参拝当日に写真館や写真スタジオで写真撮影を予定されている場合は、撮影後にそのまま近隣の神社にお参りするケースもあります。産後間もない母子に負担のないよう、移動方法や時間などを考慮しながら選ぶようにしましょう。
お宮参りの服装に厳密なルールはありませんが、一般的には着物やセレモニースーツといったフォーマルな装いで参拝するのが最低限のマナーとされています。ここでは、服装選びで注意すべきポイントを挙げてみました。
カジュアルな服装は必ずしもNGではないものの、神社にお参りする神聖な行事であることを考えると、“良識の範囲内”であることが大事。Tシャツやスウェット、ジーンズやスニーカーといったラフなスタイルは避けましょう。
また、主役の赤ちゃんよりも目立たないよう、派手過ぎる格好も不向き。小物やアクセサリーも過度に華やかなもの、大きなロゴがあしらわれたものではなく、控えめなサイズ感、デザインのアイテムを選ぶようにしましょう。
神様の前で肌の露出度が高い服装は、常識的に適しません。汗ばむ季節のお参りであっても、ノースリーブやオフショルダー、ミニスカートやハーフパンツ、サンダルなどは禁物です。
どうしても暑い時は、涼しい素材のアイテムを選んだり、暑さ対策をしたりするなど、できるだけ袖丈の長いアイテムを選びましょう。
参列者の服装は、主役の赤ちゃんよりも格上や目立つ装いにならないよう注意が必要です。一般的には「洋装よりも和装のほうが格上」と考えられているため、赤ちゃんが洋装の場合はご家族も洋装で合わせるのが良いでしょう。
必ずしも赤ちゃんの服装のテイストに合わせる必要はありませんが、いつまでも思い出として残る写真撮影を考えると、できるだけ家族全員が統一感のある装いにすることが理想的。そのためには、事前に両家で服装についてすり合わせておくことをおすすめします。
昔から伝わる正装は、白羽二重(しろはぶたえ)と呼ばれる内着の上に、祝着(のしめ)を羽織る和装スタイル。ただし、現代は白羽二重の代用品としてベビードレスを身にまとう洋装スタイルも定着しつつあります。
男の子の祝着は、出世や大成を表す「熨斗目(のしめ)模様」が定番。黒色や紺色、灰色などをベースに、兜や鷹、武者、龍、虎などの勇ましいデザインが描かれています。
女の子の祝着は、気品や美しさを表す「友禅模様」が定番。赤やピンクをベースに、桜や牡丹、蝶、花車、御所車、毬などの華やかで上品なデザインが描かれています。
産後の退院時に使用したベビードレスをまとい、その上から祝着を羽織るスタイルもおすすめ。また、ベビードレスの上にケープをかけて白い帽子や靴下を身に着けたり、ベビードレス感覚で着せられるお出かけ用のロンパースを使用したりと、新しい洋装スタイルのバリエーションも増えつつあります。
おごそかな雰囲気の和装は、神社にお参りする神聖な行事にぴったり。ただし、産後の身体や赤ちゃんのお世話を考えると、和装よりもリラックスした着心地の洋装をチョイスするママも増えています。
主役の赤ちゃんが引き立つよう、上品で落ち着いたデザインやカラーを選ぶのが一般的です。色合いは、グレーやベージュ、淡い水色やピンクがおすすめ。柄は主張を抑えた模様や無地のものが望ましいです。赤ちゃんが和装の場合は、訪問着や付け下げといった控えめの着物を選び、目立ち過ぎないよう気を付けましょう。
和装時の髪型は、顔・首まわりの髪をまとめて清潔感を高められるアップスタイルが基本。ショートヘアの場合は、ワンカールや編み込みなどできちんと感を演出しましょう。
産後間もない身体に負担をかけないこと、赤ちゃんの抱っこや授乳のしやすさを優先し、和装よりもゆったり着られて動きやすい洋装を支持するママも多い印象です。定番のスタイルは、ブラックやネイビー、グレーといった基本色のワンピースやセレモニースーツ。神社の境内は砂利道や階段が多いので、足元はフラットシューズやローヒールがマストです。
洋装時の髪型は、すっきりまとめるのが基本ですが、和装時よりもカジュアルにアレンジできます。ただし、明るめのカラーや髪飾りは避けましょう。
紋付き袴スタイルの和装が正装にあたりますが、実際は洋装のスーツスタイルが主流。赤ちゃんやママの服装に無理に合わせる必要はなく、フォーマルスーツやベーシックカラーのスーツをきちんと装うことが大切です。
赤ちゃんやママが和装の場合でも、パパはスーツスタイルが一般的です。ブラックフォーマルのスーツ、あるいはネイビーやグレーといった上品で落ち着いたカラーのスーツがベター。シャツはスタンダードな白、ネクタイは派手過ぎない色・柄を選ぶようにしましょう。
赤ちゃんやママとカジュアルなコーディネートで合わせたい時は、ジャケットとパンツを組み合わせた“ジャケパンスタイル”がおすすめです。
このスタイルで大切なのは、“きちんと感”を演出すること。インナーはシャツ、またはネックの高いニットを選ぶとクリーンな印象でまとめられます。
ジャケットとパンツの色は、同色でそろえるとスーツのようなフォーマル感が強調できます。上下色違いで組み合わせる時は、ブラックやネイビー、グレーといった色調が近い控えめカラーでまとめると統一感が生まれます。
祖父母の服装については、昔の風習が薄れつつあるとはいえ、気遣う方が多い印象。特に、祖母の装いはやや注意が必要です。
しきたりにならうと黒留袖と呼ばれる和装が基本でしたが、最近は色留袖や訪問着がスタンダード。ママと同じように派手なデザインを避け、控えめで上品な色・柄を選ぶようにしましょう。また、洋装を選ぶ場合は、基本色のワンピースやセレモニースーツが無難です。
一方、祖父の服装はパパ同様、フォーマル仕様やダークカラーのスーツが一般的です。
現代のお宮参りはご家族全員でお参りし、記念撮影を行う機会が増えたこともあって、赤ちゃんのお兄ちゃんやお姉ちゃんが一緒に参列するケースも。その場合は、神聖な行事にふさわしい服装でお参りしたいところです。
お兄ちゃんの場合は、シャツとベストに蝶ネクタイを組み合わせたお出かけスタイル、もしくはパパや祖父と同じようなスーツスタイルはハレの日に適しています。
一方、お姉ちゃんの場合は、上品で清楚な雰囲気をまとったドレスやワンピースがぴったり。赤ちゃんの衣装の色とリンクしたコーディネートもおすすめです。ただし、主役の赤ちゃんよりも目立たないよう気を付けましょう。
お宮参りの主役はあくまで赤ちゃんです。スーツスタイルが基本の男性とは対照的に、女性は着物、ワンピース、スーツとバリエーションが豊富。特に、あまりに華やかで目立つ色・柄は避け、シンプルで控えめのものを選ぶように心がけましょう。また、カジュアルな服装もNGではありませんが、神様を参拝する行事ですから、最低限のマナーを押さえた装いが大切です。
お宮参りは家族そろって記念撮影をする機会も多いので、服装について事前に相談し、できるだけカラートーンやテイストをそろえた統一感のあるコーディネートで臨みましょう。
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